挨 拶
はじめまして、理事長の木下です。
18年間の子どもたちの命を守る地域ボランティア活動を行ってきましたが、1人での活動の限界を感じて2020年9月にNPO 法人はなぶさ学園を設立しました。
革職人を生業としていた私は地元中学生の職場体験で支援学級の生徒の受け入れ先が無いことを知り、支援学級の生徒を受け入れさせていただきました。その後、教育委員会から市内の不登校ぎみ生徒にレザークラフトを通じて交流してほしいとの依頼があり、1人の生徒さんと交流をするなかで、この生徒さんに革の技術を教えることができたら、この生徒さんは自立して社会で生活ができるのではないかと考えました。これが私の転機でした。
この活動をSNS で発信すると、不登校で悩んでいるお母さんたちから相談のメッセージが届くようになりました。それから不登校支援を始めるようになり、少しづつ教育、福祉の世界へ導かれました。
不登校支援をしていると、福祉的要素があるのに、どうして教育分野だけで解決しようとしてるのか、自分の中で疑問が生じました。また、不登校児童はいつしか社会にでなければなりません。そして社会の一員として働くことになりますが、